ちょいとここで余談など。 さて、ただ今チマタで話題になっております
攻殻機動隊カレンダープレゼントの件、
その紹介サイトはこちら。
ここにあるカレンダーの表紙(のサンプル)画像をよーっく見てください。
・・・気づきましたか?
そう、 "
CALENDAR" が正しい英語のスペルであるはずが、 "
CALENDER" になっています。 この表紙のタイトルは、恐らく士郎氏ご本人が描いているモノだと思われます。
「なんだよ、こんなのちょっとしたタイプミスじゃん!」
とお思いのアナタ。
イヤイヤイヤ、実は前例がありましてですね。
その前例は今もなお傷跡をしつこく残したままなので厄介なんですよ。 それがこちら↓
『攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER』
攻殻の1.5のコミックです。
2003年にe-mangaKCとしてCD付きで単行本になってから、はや7年経過しています。
こちらのタイトル、よーっく覚えておいてくださいね。
さて対して攻殻1.5の英語版はというと、
『Ghost in the Shell 1.5: Human-error Processor』
こちらです。紙質が薄くて丈夫で持ちやすく読みやすいです(英語ですが)。
ま、そんなことはどうでも良くて、タイトルを注意して先ほどの日本のと比べてみてください。
そう、 "PROCESSER" ではなくて "PROCESSOR" が正しい英語のスペルなのです。
まあ比較するまでもなく単純にスペル間違ってるので判るのですが、問題はこのスペルミスを今までかたくなに修正せず、いかにも 「英単語とか関係なくこれが正式タイトルですヨ」 と思わせておきながら、英語版ではあっさり訂正しているという手のひら返し。
シロマサ情報を収集・管理している側からすると、どっちが正しいんじゃいと唸りたくもなります。
そんな感じで、昔にさかのぼって士郎正宗氏の初期作品 『ブラックマジック』 にも誤字脱字・スペルミスがいくつかあり
(お時間ある方はこちらのブラックマジック特集記事をどうぞ)、今年7月に発売されたiPhone用の画集 『古今伽姫抄1』 でも漢字の間違いが目立つとのユーザーレビューも見られます(詳しくはこちら)ので、昔から今に至るまで士郎氏には誤字脱字・スペルミスがつきまとうなぁ、という小話でした。
※ 他の方の出版物において誤字脱字等がまったく無いという訳ではなく、士郎氏は目立つところがチョト抜けてる、程度にお考えください(笑)
ということで、全員プレゼントで届けられる攻殻機動隊カレンダーの表紙は、はたして "CALENDAR" か "CALENDER" か!?
posted by sTwo at 02:53
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